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■俺とIBM 2004年2月6日

と言っても、実は俺はIBM社製品を何一つとして持っていないっ!しかし俺はIBM専用壁紙やアイコンを作り、はてはこのコラムまで記述する必要があるっ!何故なら!何故ならばっ!!IBMの製品の完成度はPC業界でも3本の指に数えられる程高いからであるっ!えっ?アンタはその会社の製品を買って試用したワケじゃないのに何でそんなコトが言えるんだって?だってっ!見れば分かるからだよ、お兄さんっ!つまりは、IBMの送り出す製品には基本的にその気概とゆーか、信念とゆーか……。その主義思想がアリアリと汲み取れる程分かり易く体現されているからっ!
つまりは黒くて角張ってて頑丈で高信頼性なんだよ俺はっ!っていう主張を製品自ら行ってるかのよーに見えるよーに設計されているからなんですよ奥さんっ!んで、実際どーなの?って問題は俺がシンクパッドか何か買ってからにしてちょんまげ……ってワケにはいかないんですが、実機レビューは現実問題出来ないので、今回は俺が何となく感じている&俺にそのよーに感じさせるスゴいメーカー、IBMのこととか(←ハナシ脱線宣言?)を供述してるもよーな俺を記載したいと思います。
とか言っても、IBMつったらワールドワイドで事業展開を行う、おそらく誰でも知ってるであろー超大企業ですから?この場で俺が今更何のかんの言ってもしゃーねぇーなってカンジではありますが、そんなコト言ったら、今までのこのコラム全体すらも全否定されちまうので、そんなこたぁオカマイ無しって寸法でお願いしますヨ、ダンナ……ゲヘヘヘヘ……。
とゆーワケで、お付き合い頂きたいのですが、まずはIBMの正式名称から。IBMを略さずに言うと、インターナショナルビジネスマシーンズと言う。つまりは世界的なお仕事用の機械を売りさばきまくる会社とゆーことになる。(一部筆者の勝手な妄想が含まれます)オイオイっ!インダストリアルビジネスマシーンズ社じゃねぇのかよ?ってそれはアンタ(つまりは俺)の妄想かどっかで聞き間違えただけでしょ?っていうか結構、「I」の部分を間違って記憶している人物が多く、ある人はインターネットビジネスマシーンズなどと言っていたっ!いや、IBMが出来た頃はまだインターネット無いしっ!そう、IBMはかなり古く、伝統のあるメーカーなんですよ、坊ちゃん達!
実はっていうか創造を超えるほどIBMの設立はかなり古く、その設立年は何と1896年っ!ええっ?百年以上前からあるのぉ〜〜〜???そうなんですっ!正確には108年前からあるんですっ!(2004年現在の場合)その辺は何を隠そう、IBMの公式サイトに載ってるんですがね。更にそれによるとIBMの日本法人、即ち日本アイ・ビー・エム株式会社の設立年は1937年っ!ギャ!「戦前」からあるのぉ〜〜〜?おそらく日本の外資系メーカーでも、かなりの古株に分類されるのでは?ってくらい古いのである。
実社会においては、「継続は力なり」とゆー言葉が示す通り、その事業継続能力の高さから、古いメーカは往々にしてソンケーされるものであり、IBMにおいてはその巨大ぶりから、「巨像」と揶揄されるほど世界でも有数の大企業であろーことは誰の目から見ても明らかである。まあ、IBMも一時期大苦境に陥った過去があり、その時はルイス・ガースナーとゆーヤリ手のおっさんに窮地を救われ、現在においては高収益を続ける、規模と能力を備えた鉄壁のメーカーとなった。大企業と言うと聞こえはいいが、「大企業」はその規模からくる弊害に往々として飲み込まれてしまう傾向がある。つまりは烏合の衆はいくらデカくなっても烏合の衆であるとゆーこと。究極的には企業は自分勝手な個人の集まりであり、一時の利害の一致から組織に所属することがあっても、その社会においては「結束」や「忠誠」などとゆー言葉からは概ね縁が無いものである。肝心なのはそのバラつきを少しでも収束させ、個々人の利益と共に、企業全体の利益に繋げてゆくことができるか。
単純に一般的な見地を引用すれば、その為の必要な要素は「規模」や「知名度」や「歴史」(実績)等であろー。それを人は広い意味で「ブランド」と言う。って言うかその三つは既にIBMは持ち合わせていたワケだが、無視できないブランド力強化の要素に、メーカーデザインの共通化が挙げられる。つまりはイメージの固定化による分かり易さと、覚え易さを追求することによって社員個々人の意思の共通化を促し、また製品を購入したユーザーさえもその共通化に巻き込む行為である。コレは説明するのがムズかしい上、結論を出したとしても一般人からしてみれば眉唾モンであり、ことに老人達には訝しげにみられちまうこと請け合いなのだが、ようは自社全体のあらゆるデザイン要素を統一するとゆーことである。その点においてはIBMはかなりの完成度でこの要件をみたしていることになる。って言うか俺の目には見える。まあアンタ(つまりは俺)の目なんか信用出来ねぇなって人は、この地球上においては60億人くらいいると推定されちまう可能性を否定出来る材料を俺は何一つとして持ち合わせていないんですが、俺のよーな一般人的パソコンマニア(←何か矛盾しまくりな言葉ですが)の目から見えるっつーことは俺以外のその他大勢の一般人、およびユーザーからもそー見えるのではなかろーかと考える。
細かく指摘すると、一番分かり易いのは、現在においてIBM製品は統一されたデザインが行われているとゆーこと。つまり製品個々でデザインコンセプトを確立するのでは無く、あくまで「IBMの製品」であることが主張されてるワケである。この手法のいいトコロは、例えば一般的にパソコンが販売されている大型家電量販店の売り場にて、多くの他社製品の中から視覚的に突出することができ、また統一されたデザインの製品が数台置かれているとゆー視覚効果自体が、客に対して鮮烈な印象を植え付ける事が出来るのである。
また、そういったデザイン戦略を長期間に渡って行うことによって、顧客に対する信頼度を高めることも出来る。つまりは、「顧客に愛されるメーカー」になる為の手法をIBMは心がけているワケである。まあ顧客の信頼を勝ち取るには、他にも不良品を出さない。顧客からの問い合わせに適切な対応をする。固定客に飽きさせない販売戦略を平行して考える。他社には無い魅力を創造する。等、やるべき項目は多岐にわたるのだが、俺的主張ではデザイン戦略もそれら必須事項と同列に考えるべきなのだと思う。IBM製品を買ったユーザーが他社製品ユーザーから「アンタは何故IBM製品を買ったんスか?」と問われればIBM製品ユーザーはその理由を多数主張する事が出来る、とゆー状況を作り出すことをIBMは積極的に製品に反映させている。
しかしそういった製品戦略を行っているメーカーは実は他にも多数あり、それをあえてPCメーカーに限定すると、残念ながらIBMは一番では無い……、と俺は思う。ぶっちゃけちゃうと、PCメーカーにおけるそのプロダクトの完成度が一番高いのはアップルだと思う。実際そのデザインに対してアップルはじゃんじゃん投資してると思われるよーな製品を出しまくっている。実際、Windows陣営とは決別し、独自OSを採用して、現在において一定のシェアを維持しているアップルの潜在能力の高さは、冷静に考えればスゴいことではないだろーか。俺もひょっとしたら、最初に触ったPCがWindowsマシンではなくマックであったら、世に言うマック信者になっていた可能性が高い。とゆーか「信者」とゆー言葉を作りだしてしまうのは、マッキントッシュのプロダクトの完成度が高いことのあらわれではなかろーか。
そして、俺的プロダクトの完成度ランキング二位は、前述のIBMである。IBMデザインのストイックさ加減は、アップルやソニーといったデザイン重要視メーカーとは、また別のベクトルで高い完成度を誇る。すなわち「カッコ良さ」を追求したデザインでは無く、「実用性」を追求したデザインにおいては、その俺的なツマらなさを通り越して、尊敬にすら値するものである。そして、俺の大好きなソニーが第三位に食い込みたいトコロだが、残念ながら同率三位でDELLが入ってきてしまうよーな気がする。まあ俺的にはDELLのあのメイド・イン・アメリカを大主張するよーなデザインや、質感の安っぽさは憤慨を覚える程イヤなのだが、企業、とゆーか事業形態の超高効率化が図られたその企業設計には、名実とも無視出来ない存在であることは否定出来ない。って言うか、事実上PCメーカーではトップシェアだし、製品を安く売らせたら世界一であることは言うまでも無い上、顧客満足度においても上位に位置するこのDELLとゆーメーカーは世間一般的な見地からはナンバーワンであり、製品を最も多く出荷しているとゆーことは、それだけ技術力も蓄積されていることでもある。いくら昨今のPCメーカーが自前の技術力で勝負していないとはいえ、サポートやおそらく修理等は自前でやっていると思われ、また「売れる製品」に特化した製品設計能力はピカイチであるとゆーことなのであろー。対して、同率三位のソニーであるが、最近では「デザインのソニー」のアドバンテージは相当下がってきてしまっていると、断じざるを得ない。何故かとゆーと、競合他社のデザイン力が上がってきたことが、その一因であることが挙げられる。つまりはソニーのロゴが無ければ、その製品が一見してソニー製品であると断定出来ない製品がソニーから多数リリースされている現状がある。また、ソニー製品のデザインコンセプトは分かりにくいとゆーのもある。つまりソニー全体で統一されたデザインを採用しているワケでは無く、俺の見地からしてみれば全体的に、なんとなくカッコ良いデザインだなぁって印象を持つのは確かだが、よく言えば時代や時流にマッチしたデザイン、悪く言えば時間の経過と共に陳腐化してしまうデザインとも言える。よく言われる「ソニーらしいデザイン」はとても抽象的で、言葉に言い表し難いデザイン。ともすれば、実際にソニー社内でデザイナーが「ソニーらしいデザイン」を的確に把握して、実際の製品に反映させるのは、ある意味とても難しい仕事なのではないだろうか?と考えられるのである。
しかしそういった製品設計は前述の統一された製品デザインとは対等に主張されるべきもので、ようは製品コンセプトの違いである。メーカーの主張を前面に押し出した製品設計は別の観点から見ると、そのデザインセンスや主張に合わない消費者からは、そのメーカーの製品全部が否定されてしまうとゆー一面を併せ持つ。対して、製品個々でデザインコンセプトを区別化する販売戦略では、それぞれ個々の人に合った製品を設計することで、広く浅くユーザーに製品を提供出来るとゆーメリットがある。ただ、その場合はメーカー自体の印象というものは、当然ながら希薄になってしまい、またそれは当のメーカー社内においても同様であろう。
希薄なイメージの製品コンセプトを維持しようとすれば、また企業統治とゆー観点からも希薄化しやすい弊害をもつソニーや競合他社(特に日本を含めたアジアのメーカー)とは対照的に、アップルやIBMといった外資系メーカーは往々にして、その製品全般の統一感を重要視する企業風土が根付いている印象を受ける。これは本国の文化や、民族的な観点からそういった発想がでてくる面もあるとは思う。
だが、それでも企業文化が成熟していると思われるのは、やはりIBMのようなコーポレートアイデンティティを重要視するメーカーのほうに軍配があがるのではないだろうか?何故ならブランドは時に一人歩きをするもので、会社組織そのものが消滅したとしても、ブランド自体は生き残るような事例が存在するからである。企業としてで無く、文化として生き残る選択肢が出てくるのである。つまりは、長期的な事業を継続し、また所属する従業員の結束力を高めるにはやはりそういった企業風土を構築するほうが有利であるとゆーことである。
だってココにその会社の製品を買ったこともない野郎が一人いるワケで。そいつは別に頼まれても無いのにその会社のことを絶賛してるワケで。まあ実際製品を使って見ればまた印象も変わるカモしんないけど、そんな妄想をしているのは何を隠そう、俺なワケで……。
しかし、これから新たに事業を起こそうって人はこういった要素は重要カモしんない。何故かとゆーと、あらゆる競合他社が既に存在しまくる昨今において、少しでも他社を出し抜き、目立つ為にはこういった要素を強化しなければならなくなるのではないだろうか。それこそ、ナンバーワンよりオンリーワンであろう。ナンバーワン、即ちシェアトップになるためには、とてもとても時間と労力がかかるモンである。そんな時は、他社には無い独自利点でアピールするしかないっ!そしてそれは、ちょっとやそっとじゃ真似出来ないモンが良い。少なくとも値段が安いとかだと、即競合する大手に叩き潰されるので、やはりコストや即効性を考えるとデザインの独自性や高質感化しかないっ!これは大手だと逆にやりにくい分野でもあるのでは?だっていきなりこういった方向転換や、それに伴なう設備投資の変更は大手であればあるほど、やたら金がかかるよーになりますから。
しかし大手でそれを既に古くから行っているメーカー、即ちIBMには学ぶべき要素が多いとゆー結論に辿り着く。途中、そのデザイン戦略の高度化にも関わらず、経営的に行き詰まった時期もあったが、豪腕経営者の出現のお陰で、難を逃れるとゆー幸運にも恵まれた。だが、ユーザー的には残念な点もその後のIBMの動向に伺える。つまりはビジネスに特化し過ぎる、つまりは利益追求に高効率化された為、昨今単独での利益があまり望めなくなったハードウェア事業、即ち一般向けパソコン販売が目に見えて縮小されてしまった感がある。もともとストイックなハードウェア設計に更に磨きがかかったといえば良いよーにも聞こえるが、一般消費者向けパソコンには、ビジネス向けモデルとはまた違った付加価値機能が欠かせない(AV機能や、よりホビーなソフトウェア等)要素が、殆どないと言っても過言ではないのではなかろーか?
まあ、もともと仕事用機械販売会社ですから、昔からIBMの一般向けパソコンには「ウチは法人向けにしかパソコン作んないんだけど、どーしても欲しいってゆーんならアンタら一般人にもパソコン売ってやる」とゆー雰囲気が何となく感じられたのだが、それがまあ、より昔に戻ったと言えばその通りなのかもしんない。またIBM全体の業務形態自体が、即ち主業務がサービス事業に大部分がシフトしてしまったコトも一因ではある。つまりは金かけてモノ作って売るより、その付加価値、アフターケアやトータルでのIT関連業務のサポートに注力するほーが儲かるとゆーことなのであろう。まあ個人向けにモノやサービスを売るよりも、法人向けにモノやサービスを売るほうが、単体(一つの仕事の単位)での利益も大きいし、また効率化もし易いっつーのは分かりますがね……。結局今のIBMは、一般消費者からはかなり遠い存在になってしまったなぁ……ってのが俺の今の正直な感想です。
IBMや他のメーカーがこれまでにない、新たな魅力をPCに付加出来ればいいんですが、それが出来るメーカーは限られているのかもしれない。少なくとも「技術のIBM」が出来ることは多いような気がするのですが、ん〜〜〜、上層部の方々、もうちっと一般向け市場に投資してくれませんか?現場じゃ結構やるき気マンマンな人は多いよーな気がしますので、そこんとこどーぞ宜しくお願いしますっつー事で。俺もそのうち製品買いますから……ネ。

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